ジェルトリュード自身の人間性、ジュリエットとの関係性などなど。
実際のシェイクスピアの原作と、オペラとは差異があり、スコアだけ見るとジェルトリュードはほぼ歌いませんし、実際に舞台には出てくるのか?ってという所も多く。
出てくるところは個性が発揮されるような部分ばかり。
活字が苦手な私なりに原作を読み、シェイクスピアが好きな友人にも少し話を聞き、尊敬する演出家様にZeffirelliの映画見たら?と提案をし観たりして。でも実際にVeronaに行ってこなきゃと思い、1月にイタリアに行ってきました。
ずっとVeronaにいた訳ではありませんが、2週間ほどイタリアの空気を吸ってきました。
ちょうどVeronaで滞在していた、同郷のソプラノの高野百合絵ちゃんにもお付き合い頂いて、ジュリエットの家に行ってきました。
最初はジュリエット像に触れるだけでいいかと思いつつ、折角ならばmuseumにも入り、バルコニーを体感し、色々な展示を見ていたら、ロメオとジュリエットの2人が描かれている絵の後ろに、乳母のような姿が描かれていて、この話には乳母は欠かせない事を実感してきました。
実際に立ち稽古が始まり、演出家の先生やマエストロ、仲間と話し合い、やっと何となく私のジェルトリュードが出来始めてきました。
稽古が少ない事もあり、あと何回しか稽古はできませんが、噛み砕いて山本千鶴のジェルトリュードを作り出そう、そして本番で納得できるようなパフォーマンスを目指そうと思います。
長くなりましたが、今じゃないとかけないなと思い綴らせて頂きました✨
Nessun commento:
Posta un commento